「論語と算盤」

「知識」「感情」「意志」のバランスを持つことが重要

社会で生きていくうえで3つの常識のバランスを上手に保つことが大切であると渋沢栄一は言っています。それは「知識」と「感情」、そして「意志」。この3つを偏りなくバランスよく保つことで上手に社会で生き抜いていいくことができます。知識で問題を解決し、感情で人間関係を円滑にする。そして強い意志を持つことでどんなにくじけそうになっても、どんなに落ち込みそうになってもこの意志の力で踏ん張ることができる。あなた自身もこの三つを今日から意識して、とにかくバランスを大事にしていってください。

逆境に立たされた時は天命だと思え!

仕事でも日常でもどうしようもない逆境に立たされる時がある。そんなときはこう思えばよい。「自分にあたえられた役割である天命である」と。どんなにつらいことでも、苦しいことでもこう思うことができれば自分の中で覚悟を持つことができる。だから、自分に苦しく追い込まれたときは試されてるんだなと思ってみよう!

強い信仰を持つことが重要

社会で生き抜いていくうえで自分にとっての強い信仰をもって過ごすことが大事である。自分にとっての強い信念や、信仰、価値観をもつことでつらいときや悩んだ時、落ち込んだ時でも自分を取り戻すことができる。もし、自分の信念がないという人は渋沢栄一の考え方をヒントにしながら生きていくこともよいかもしれません。

こちらの本は渋沢栄一に興味がある方だけではなく、人生を考えている人、今の日本に足りていないことは何だろうと感じている人、こういった方にはぜひおすすめの一冊です。大河ドラマで知ってもっと渋沢栄一を知ってみたい人がいればぜひ、読書会で語り合いましょう!