砂の女

趣味の昆虫採集に出かけた男は、ひょんなことから蟻地獄状の土地に閉じ込められ、不自由で不条理な生活を余儀なくされる。実体の掴めない砂に足を取られ、行く手を阻まれ、翻弄される男は果たしてどこに辿り着くのか。
「罰がなければ、逃げるたのしみもない」読者を砂の中へと誘う、日本文学の金字塔。